院長あいさつ

本別町国民健康保険病院院長の一条正彦でございます。
当院は昭和25年に内科・外科・婦人科の診療科に、20床の入院病棟からスタートし、診療科の増減を経ながら、昭和51年の理学療法室の設置、昭和63年の人工透析室の設置など診療体制の強化に努め、平成12年には現在の太陽の丘に施設を移転し、現在は10診療科・60床の入院病棟、また、24時間の救急医療体制を持つ病院として機能しております。
昨今、地方における医療の推進は過疎化による人口減や医療スタッフの人材不足の影響により相当厳しいものになっていますが、その中でも町民の皆様のための病院として存続していくため、患者様に信頼され、支持が得られる病院づくりが何よりも大切だと考えます。

そのためにも、近年は近隣病院との連携による専門外来の招聘に検査・透析分野の充実、地域包括ケア病床による在宅復帰支援など、様々な医療ニーズに応える取り組みを実施してまいりました。
今後も、患者様の立場に立ち、当院の基本理念である「おもいやりをもち、人にやさしく、ていねいな医療の実践により、地域に愛される病院になろう」をモットーに、町民の皆様の役に立つ病院づくりに専念していく所存です。